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病院体験
2017.12.22
PICOエリア(新興経済圏アラバン)
「緊急時の病院」ご紹介
当校PICOでは、基本的に3か所のクリニック、病院を利用している。
徒歩1-2分の「東京ヘルスリンク」(日本人看護師)、車6分の「神戸クリニック」(日本人医師)
そしてこれからご紹介する、「エイシアンホスピタル」という大病院(車10分)である。
この病院は私立の総合大病院であり、ジャパニーズヘルプデスクが保険関係をケアしてくれる。
◎ 病院名:Asian Hospital And Medical Center (通称:エイシアンホスピタル)

◎ ホームページ:http://www.asianhospital.com/
◎ 住 所 : Asian Hospital and Medical Center 2205 Civic Drive,
Filinvest Corporate City, Alabang, MuntinlupaCity.
◎ 連絡先 : +63-2-771-9000(病院)/ まずはPICOにごご相談(手続きがスムーズ)
◎ 診療科目 : 総合(含:歯科)
◎ PICOスクールのヘルプ
(1)緊急入院対応
(2) ジャパニーズヘルプデスクへの連絡:PICOより連絡します。
24時間キャシュレス対応(一部不可な海外保険あり)手続きをします。
(3)付添いが必要な場合 :
通常介護制度はありませんが、PICOスタッフがヘルプします。
長期にわたる場合には有料になる場合もあります。
(4)場合によっては、PICOスタッフが日本語対応し、意思伝達を補助します。

☆私の入院経験/ 安心のエイシアンホスピタル☆
以下は、私(日本人・約70歳)と日本人女性、機転に富むフィリピン人女性の3名(全員PICOスタッフ)で、夕食(パエリア)を摂っていた時の出来事である(屋外テーブル)。
私は、翌早朝に日本帰国予定なので深酒もなく、サンミゲル2本・ワイングラス一杯という軽い?酒量で夕食も終えた。
ところがいきなり私は突然の吐き気に襲われ(吐き気のみ)、また目先も真っ暗になり、当初はほとんど気を失ってしまった( 2分位?)。
しかし、その後、少しずつ意識が戻りその後の出来事はうつろに覚えている。
結論から言うと、私は緊急入院(アラバンのエイシアンホスピタル)し、4日ほどで退院、無事に日本に帰国できた。
◎場所:メトロマニラアラバン・ウェストゲートレストラン・飲食街・GYM等
(日本人出張者・当校研修生も多く集まる安全ガードエリア)
◎レストラン:有名スペイン料理店 8時頃?
◎ 救急病棟までの経過
(1) 倒れた当初、私は意識を失っていたが、PICOスタッフの女性二人は、私を一生懸命介護しようとしてくれていたらしい。
(2) レストラン店員とエリアガードマンが集まりだしたが、「救急車の手配をしようか?」とか相談しあっていたという。
(3) この混乱の中で、この店にお客として居合わせた一人の中年フィリピン人男性(A氏)が現れ、事態を前に進めてくれた。
(4) A氏は、我々に「救急車を呼んでもすぐ来ない。今すぐ、私の車を持ってきて救急病棟に行くからそれを待ちなさい」と言い残し車を取りに行った。
→ そして彼の車は直ぐに来た。実際フィリピンでの救急車の走行に一般人は関心がないのか、或いは渋滞が災いし優先的に通してあげるということは少ない。
(5) A氏は、まともに歩けない私を彼の車に誘導してくれた(うろ覚え)。
(6) 当のガードマンたちは「事情聴取書類作成」をしようとしていた。
その時のA氏のガードマン達への「一喝」は印象的だった(これは我が女性たちから後で聞いた)。
彼は言った「何が事情聴取だ!今の事態はわかってるだろ!問題は、早く彼(=私)を救急病棟に連れていくことだ!」・・・(カッコイイ!)
(7) この車は「救急車」ではない。
だが、すでに信号機も消されたこの時間帯(アラバン・カマースstreet)で、なぜか他車は彼の車を手招きで優先させ、交差点でも他車が邪魔することなくするりと斜めに通過させた。まるで「神の導き」だ。この時、彼は「細かいフォーンの連射」「点滅」を繰り返していたが、それによって緊急事態を訴えていたのだろう。私は、A氏にも他車の対応にも「スゴイ!カッコイイ!フィリピン人」を感じた。
(8) そして、私は無事に車で10分もしないで救急病棟に入院出来た(うろ覚え)。ガードマンも追って病院に現れ、私の無事を祈るかのようにニコッとサインを送ってくれた。ガードマンとは、又ウエストゲートで会うことになるかなと思った。考えたらまだレストランに支払をしてないかも・・・?
◎一般病棟では緊急対応・応急措置ができないので「特別病棟」を手配してくれた。
(1) 詳しい内容はわからないが、「脳解析」「血液分析」「呼吸機能」「心臓」「感染症」等、それぞれの専門医師があらゆる疾患の可能性を探ってくれた。きめ細かさは感じないけれどもそれぞれ真剣に分析し、その結果を報告・書類化してくれた。
ワタシを「弱々しい」と思っていた先生が「思いっきり私の手を握ってみなさい」と言ったので「思いっきり握った」・・後日談:先生は骨が折れるかと思ったそうだ(笑)。
総合分析してくれた先生はすごく明晰で説得力のある説明をしてくれて信頼できた。
彼によると私の病的欠陥は少なく、年齢以上に健康的だと評価してくれた。
(写真:サイボーグ状態のワタシ)

そして、今回の事件の原因は、病的な原因というよりも「日常的ストレスと疲労(日本人特有?)」の蓄積にあったようだ。・・・私は、いっぱい寝た。
(2) 看護師さんは親切だ。血圧、体温等も声を出して数値を言い、正常であることを伝えてくれる。注射、採血は日本の病院より「荒くて痛い」が(笑)、仕方ない・・・・?
採血の針を固定させるのに幾重ものテープを重ねて巻いていく看護師さんたちも面白い。そして最後に、ごわごわになったテープをじっと見つめ、考えて、遂に綺麗にまき直しをした看護師さんに乾杯!
夜勤看護師さんが、1、2時間ごとにいきなり目一杯電灯をつけるのがつらかった。
(3) PICOスタッフが24時間付き添ってくれたのは申し訳ないと思いつつ心強かった。
(4) 食事は、病院だから質素で、栄養を考慮した食材だからだろうが、見事においしくない。
完食したのは一回だけで栄養失調になりそう(笑)・・・。
主食の白米(タイ米)はまずいコメ団子みたいだった。
(5) 医療費支払いは、明細を忘れたが全部で40万円(保険無し)ぐらいだと思う。しかしMRI等高額な機器も利用して分析し、それが「海外保険」「キャシュレス」で済むのはすごく便利だ。
(1)この病院は、私立の大病院でメトロマニラ南部・アラバンにあり、その郊外も含めてトップの医療施設、優良医師を持つと言われるが、その通りだと思う。
(2)このレベルを持つ日本の病院との比較では、・・・・
フィリピン人経営ということでの慣習・医療レベル・ケアの程度(キメの細かさ)については、おそらく日本の病院に対して劣ると思われるが、私個人としては「最大限のサービス」と思った。
簡単に言うと、信頼できるし、医療態度についてもきちんとデータに基づいて判断し、恣意的判断ではない裁量と思われた。倒れて、即この病院に入院できたことにホッとしている。
(3) もちろんお金持ちの日本人だからこその厚遇で、あらゆる医療行為の恩恵を受けられた。
フィリピンの一般人が利用する、一般のパブリック・私立病院では、「持ち金」次第で対応が変わるというのがフィリピン人大多数の医療に違いないし、そう聞いている。
もっとも一般病院に日本人が行ったら、手続きが面倒で断られたりするらしい。保険も効かない場合が多い。
かといって、フィリピン人が行った時には「お金はあるの?」と聞かれるらしい。貧乏人はお断りなのだが、そういう人たちにもこの私の受けた恩恵が得られるようになることを願ってやまない。
かの「赤ひげ先生」はフィリピンにもいると思うが・・・・?
病院体験
PICOエリア(新興経済圏アラバン)
当校PICOでは、基本的に3か所のクリニック、病院を利用している。
徒歩1-2分の「東京ヘルスリンク」(日本人看護師)、車6分の「神戸クリニック」(日本人医師)
そしてこれからご紹介する、「エイシアンホスピタル」という大病院(車10分)である。
この病院は私立の総合大病院であり、ジャパニーズヘルプデスクが保険関係をケアしてくれる。
◎ 病院名:Asian Hospital And Medical Center (通称:エイシアンホスピタル)

◎ ホームページ:http://www.asianhospital.com/
◎ 住 所 : Asian Hospital and Medical Center 2205 Civic Drive,
Filinvest Corporate City, Alabang, MuntinlupaCity.
◎ 連絡先 : +63-2-771-9000(病院)/ まずはPICOにごご相談(手続きがスムーズ)
◎ 診療科目 : 総合(含:歯科)
◎ PICOスクールのヘルプ
(1)緊急入院対応
(2) ジャパニーズヘルプデスクへの連絡:PICOより連絡します。
24時間キャシュレス対応(一部不可な海外保険あり)手続きをします。
(3)付添いが必要な場合 :
通常介護制度はありませんが、PICOスタッフがヘルプします。
長期にわたる場合には有料になる場合もあります。
(4)場合によっては、PICOスタッフが日本語対応し、意思伝達を補助します。

☆私の入院経験/ 安心のエイシアンホスピタル☆
以下は、私(日本人・約70歳)と日本人女性、機転に富むフィリピン人女性の3名(全員PICOスタッフ)で、夕食(パエリア)を摂っていた時の出来事である(屋外テーブル)。
私は、翌早朝に日本帰国予定なので深酒もなく、サンミゲル2本・ワイングラス一杯という軽い?酒量で夕食も終えた。
ところがいきなり私は突然の吐き気に襲われ(吐き気のみ)、また目先も真っ暗になり、当初はほとんど気を失ってしまった( 2分位?)。
しかし、その後、少しずつ意識が戻りその後の出来事はうつろに覚えている。
結論から言うと、私は緊急入院(アラバンのエイシアンホスピタル)し、4日ほどで退院、無事に日本に帰国できた。
◎場所:メトロマニラアラバン・ウェストゲートレストラン・飲食街・GYM等
(日本人出張者・当校研修生も多く集まる安全ガードエリア)
◎レストラン:有名スペイン料理店 8時頃?
◎ 救急病棟までの経過
(1) 倒れた当初、私は意識を失っていたが、PICOスタッフの女性二人は、私を一生懸命介護しようとしてくれていたらしい。
(2) レストラン店員とエリアガードマンが集まりだしたが、「救急車の手配をしようか?」とか相談しあっていたという。
(3) この混乱の中で、この店にお客として居合わせた一人の中年フィリピン人男性(A氏)が現れ、事態を前に進めてくれた。
(4) A氏は、我々に「救急車を呼んでもすぐ来ない。今すぐ、私の車を持ってきて救急病棟に行くからそれを待ちなさい」と言い残し車を取りに行った。
→ そして彼の車は直ぐに来た。実際フィリピンでの救急車の走行に一般人は関心がないのか、或いは渋滞が災いし優先的に通してあげるということは少ない。
(5) A氏は、まともに歩けない私を彼の車に誘導してくれた(うろ覚え)。
(6) 当のガードマンたちは「事情聴取書類作成」をしようとしていた。
その時のA氏のガードマン達への「一喝」は印象的だった(これは我が女性たちから後で聞いた)。
彼は言った「何が事情聴取だ!今の事態はわかってるだろ!問題は、早く彼(=私)を救急病棟に連れていくことだ!」・・・(カッコイイ!)
(7) この車は「救急車」ではない。
だが、すでに信号機も消されたこの時間帯(アラバン・カマースstreet)で、なぜか他車は彼の車を手招きで優先させ、交差点でも他車が邪魔することなくするりと斜めに通過させた。まるで「神の導き」だ。この時、彼は「細かいフォーンの連射」「点滅」を繰り返していたが、それによって緊急事態を訴えていたのだろう。私は、A氏にも他車の対応にも「スゴイ!カッコイイ!フィリピン人」を感じた。
(8) そして、私は無事に車で10分もしないで救急病棟に入院出来た(うろ覚え)。ガードマンも追って病院に現れ、私の無事を祈るかのようにニコッとサインを送ってくれた。ガードマンとは、又ウエストゲートで会うことになるかなと思った。考えたらまだレストランに支払をしてないかも・・・?
◎一般病棟では緊急対応・応急措置ができないので「特別病棟」を手配してくれた。
(1) 詳しい内容はわからないが、「脳解析」「血液分析」「呼吸機能」「心臓」「感染症」等、それぞれの専門医師があらゆる疾患の可能性を探ってくれた。きめ細かさは感じないけれどもそれぞれ真剣に分析し、その結果を報告・書類化してくれた。
ワタシを「弱々しい」と思っていた先生が「思いっきり私の手を握ってみなさい」と言ったので「思いっきり握った」・・後日談:先生は骨が折れるかと思ったそうだ(笑)。
総合分析してくれた先生はすごく明晰で説得力のある説明をしてくれて信頼できた。
彼によると私の病的欠陥は少なく、年齢以上に健康的だと評価してくれた。
(写真:サイボーグ状態のワタシ)

そして、今回の事件の原因は、病的な原因というよりも「日常的ストレスと疲労(日本人特有?)」の蓄積にあったようだ。・・・私は、いっぱい寝た。
(2) 看護師さんは親切だ。血圧、体温等も声を出して数値を言い、正常であることを伝えてくれる。注射、採血は日本の病院より「荒くて痛い」が(笑)、仕方ない・・・・?
採血の針を固定させるのに幾重ものテープを重ねて巻いていく看護師さんたちも面白い。そして最後に、ごわごわになったテープをじっと見つめ、考えて、遂に綺麗にまき直しをした看護師さんに乾杯!
夜勤看護師さんが、1、2時間ごとにいきなり目一杯電灯をつけるのがつらかった。
(3) PICOスタッフが24時間付き添ってくれたのは申し訳ないと思いつつ心強かった。
(4) 食事は、病院だから質素で、栄養を考慮した食材だからだろうが、見事においしくない。
完食したのは一回だけで栄養失調になりそう(笑)・・・。
主食の白米(タイ米)はまずいコメ団子みたいだった。
(5) 医療費支払いは、明細を忘れたが全部で40万円(保険無し)ぐらいだと思う。しかしMRI等高額な機器も利用して分析し、それが「海外保険」「キャシュレス」で済むのはすごく便利だ。
◎頼りにして良い「エイシアンホスピタル」
(1)この病院は、私立の大病院でメトロマニラ南部・アラバンにあり、その郊外も含めてトップの医療施設、優良医師を持つと言われるが、その通りだと思う。
(2)このレベルを持つ日本の病院との比較では、・・・・
フィリピン人経営ということでの慣習・医療レベル・ケアの程度(キメの細かさ)については、おそらく日本の病院に対して劣ると思われるが、私個人としては「最大限のサービス」と思った。
簡単に言うと、信頼できるし、医療態度についてもきちんとデータに基づいて判断し、恣意的判断ではない裁量と思われた。倒れて、即この病院に入院できたことにホッとしている。
(3) もちろんお金持ちの日本人だからこその厚遇で、あらゆる医療行為の恩恵を受けられた。
フィリピンの一般人が利用する、一般のパブリック・私立病院では、「持ち金」次第で対応が変わるというのがフィリピン人大多数の医療に違いないし、そう聞いている。
もっとも一般病院に日本人が行ったら、手続きが面倒で断られたりするらしい。保険も効かない場合が多い。
かといって、フィリピン人が行った時には「お金はあるの?」と聞かれるらしい。貧乏人はお断りなのだが、そういう人たちにもこの私の受けた恩恵が得られるようになることを願ってやまない。
かの「赤ひげ先生」はフィリピンにもいると思うが・・・・?